外壁塗装の費用相場は、一般的な2階建て・30坪の戸建で60～120万円とも、80～150万円ともいわれています。
費用に差が出る大きな理由として3点考えられます。

ポイント1｜塗装の面積
外壁塗装の費用を大きく左右する要因が、塗装が必要となる面積です。同じ坪数であっても、シンプルな建物と複雑な建物では塗装面積が大きく変わります。
塗装面積の計算方法は【外周×高さ＝実㎡】です。

ポイント2｜塗料の種類
外壁の塗装面積が同じ場合でも価格が変わる可能性があります。それは使用する塗料の種類です。
塗装する外壁の素材や状態によって適した塗料も変わりますし、希望する性能や耐久年数でも異なります。
詳細は【塗料について】で確認が可能です。

ポイント3｜任せる業者
地域密着型の外壁塗装業者と大手ハウスメーカーとでは、塗装の費用に大きな違いが出る場合が多いです。
違いの要因は「中間マージン」と呼ばれる仲介料の有無で、地域密着型の業者は基本的に一貫して塗装工事を請け負うパターンが多いですが、大手ハウスメーカーは下請け・孫請けの業者を複数仲介するので、紹介料・仲介料の中間マージンが発生します。
同じ工事内容でも、費用に大きく差が出るパターンもあるため、複数の見積りを取って工事を任せる業者を選ぶことがおすすめです。

外壁や屋根を塗装する場合、3回塗りが基本となります。
下塗り・中塗り・上塗りの合計3回で、これは塗料メーカーが発表している「塗料の性能を最大限に引き出す」ための基本的な塗装回数です。
塗料メーカーの規定をしっかり守ることで、3つの効果が期待できます。

1. 防水・防カビなど、塗料が持つ効果を最大限に発揮できる
2. 塗膜が剥がれにくくなる
3. 塗料の期待耐久年数が十分に発揮できる

ただし、使用する塗料や下地の劣化状況、仕上げの種類などによって4回以上塗るケースもあります。

《訪問販売が提案する5回塗りには要注意！》
稀に5回塗りを提案してくる訪問販売会社があります。
場合によっては5回塗りというケースも存在しますが、5回塗りの合計単価が1万円を超える場合は注意してください。また、3回塗り以上の塗装を勧められた場合は、どの塗料使用するのか、その理由なども業者に確認してみましょう。たくさん塗り重ねれば耐久年数が上がるということはありませんので、必ずチェックしてください。
塗料の仕様書に記載されている基準を守り、建物の状態にあった塗装をすることが大切です。

火災保険で外壁塗装を行うことは可能ですが、一定の条件はあります。

【壁や屋根の塗装が火災保険で賄える条件】

1. 火災保険に加入していること
2. 加入している火災保険が「風災」を保証適用範囲としていること
3. 保険会社が派遣する外壁診断士に「風災」と判断されること

保険にさえ入っていれば簡単な条件にも見えますが、実際『風災認定』申請が認められないケースが多々あります。
保険会社にとってはあまりメリットがないことが理由と考えられます。また、保険会社が派遣する診断士は資格は保有しているもの現場経験が少ない人が多いという実情もあります。
そのため、火災保険の適用経験があるプロの業者に申請を手伝ってもらうことが重要です。このような対応に慣れている業者は、豊富な経験から『風災認定』される可能性を高めてくれます。

ケーホームズでは、外壁塗装のカラーシミュレーションを無料でご提供しています。
ご自宅の外壁塗装を検討されている方で「外壁を塗り替えた後のイメージがわかない」「家の雰囲気を外壁塗装で変えたい」「アパートの外壁塗装で色選びにこだわり、入居者の満足度を上げたい」など、外壁塗装の色選びでお悩みの方はカラーシミュレーションでイメージが確認できますのでお気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフがおすすめの色を提案することも可能です。